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 〜 長尾準教授との対談を通して 〜
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この度の札幌で開かれた全国日本整形外科学会でサンフランシスコに在住の長尾先生が来日されました。長尾先生は当院院長の池本と札幌医科大学大学院の同期で、札幌医科大学病院の医局長もご経験されました。今回日本とアメリカ医療の現状の差に関して色々と大変参考になるお話を聞けましたので一部を紹介します。

アメリカでは医療費が日本よりも高いと言われています。医療に対する社会保障制度が薄いために、個々人が独自に保険会社と契約をするのです。従って、日本では、病院に行けば必ず国が医療費の一部を負担してくれますが、アメリカでは自分の掛けた保険内容ではカバーされない場合、とんでもない医療費の実費負担が起こるわけです。現在の日本の社会保障制度も危機迫る状況です。将来患者様の自己負担が今よりも増えることはあっても、減ることは無いでしょう。日本とアメリカの大きな違いは、医療費が高額なために個々人の怪我や障害に対する意識が高いという点です。「痛くなったら病院に行けば治してもらえる」という大量消費の考えではなく、いかに怪我や病気にならないように予防するかが重要なわけです。当院でも、定期的に一般の方を対象に講習会を開催しております。怪我や整形外科的な疾患の予防法・自分で出来る管理方法なども紹介しておりますので、是非聞きにいらして下さい。今後も地域医療の貢献に邁進して行くと伴に、世界に情報を発信できる病院を目指して努力して参ります。

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